ワクチンの種類とその意味 ~大切な家族を守るために~

ワクチンの種類とその意味 ~大切な家族を守るために~

💉 ワクチンの種類とその意味 ~大切な家族を守るために~

こんにちは、ハッピー動物病院です🐾

「ワクチンってどんな病気を防ぐの?」
「何回打てばいいの?」
など、ペットのワクチンについてのご質問を多くいただきます。

今回は、ワクチンの種類と、それぞれの意味について分かりやすくご説明します!


🐶 犬のワクチン

💡【混合ワクチン】

犬の混合ワクチンは、複数の感染症を一度に予防できる便利なワクチンです。
主に「5種」「6種」「7種」「8種」などのバリエーションがあります。

代表的に含まれる感染症:

  1. ジステンパー:命に関わるウイルス性の全身感染症

  2. パルボウイルス:重度の下痢・嘔吐、子犬では命の危険も

  3. アデノウイルス1型(犬伝染性肝炎)

  4. アデノウイルス2型(犬伝染性気管気管支炎)

  5. パラインフルエンザウイルス:犬の風邪の一種

  6. レプトスピラ症(7種以上に含まれる):人にうつることもある細菌感染症

📌 当院では生活スタイルによって6種8種10種ワクチンを個別にお勧めしています


💡【狂犬病ワクチン】(法律で義務)

  • 年1回の接種が義務化されています(生後91日以上の犬)

  • 人間にも感染する可能性のある人獣共通感染症

  • 万が一の備えとして、しっかり予防を!


🐱 猫のワクチン

💡【3種混合ワクチン】が一般的です

  1. 猫ウイルス性鼻気管炎(猫風邪のような症状)

  2. 猫カリシウイルス感染症(くしゃみ・よだれ・口内炎など)

  3. 猫汎白血球減少症(パルボ)(命に関わるウイルス性疾患)

🐱 外に出る猫の場合は、白血病ウイルス(FeLV)などを含む4種・5種ワクチンを推奨することもあります。


📅 ワクチンのスケジュール例

🐶 子犬の場合(混合ワクチン):

  • 生後8週:1回目

  • 生後12週:2回目

  • 生後16週:3回目

  • その後は年1回の追加接種

🐱 子猫の場合:

  • 生後8週:1回目

  • 生後12週:2回目

  • 生後16週:3回目
  • その後は年1回の追加接種

※ 体調・生活環境により変わるため、個別にご相談ください!