2025/04/22
ワクチンの種類とその意味 ~大切な家族を守るために~
💉 ワクチンの種類とその意味 ~大切な家族を守るために~
こんにちは、ハッピー動物病院です🐾
「ワクチンってどんな病気を防ぐの?」
「何回打てばいいの?」
など、ペットのワクチンについてのご質問を多くいただきます。
今回は、ワクチンの種類と、それぞれの意味について分かりやすくご説明します!
🐶 犬のワクチン
💡【混合ワクチン】
犬の混合ワクチンは、複数の感染症を一度に予防できる便利なワクチンです。
主に「5種」「6種」「7種」「8種」などのバリエーションがあります。
代表的に含まれる感染症:
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ジステンパー:命に関わるウイルス性の全身感染症
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パルボウイルス:重度の下痢・嘔吐、子犬では命の危険も
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アデノウイルス1型(犬伝染性肝炎)
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アデノウイルス2型(犬伝染性気管気管支炎)
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パラインフルエンザウイルス:犬の風邪の一種
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レプトスピラ症(7種以上に含まれる):人にうつることもある細菌感染症
📌 当院では生活スタイルによって6種8種10種ワクチンを個別にお勧めしています
💡【狂犬病ワクチン】(法律で義務)
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年1回の接種が義務化されています(生後91日以上の犬)
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人間にも感染する可能性のある人獣共通感染症
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万が一の備えとして、しっかり予防を!
🐱 猫のワクチン
💡【3種混合ワクチン】が一般的です
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猫ウイルス性鼻気管炎(猫風邪のような症状)
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猫カリシウイルス感染症(くしゃみ・よだれ・口内炎など)
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猫汎白血球減少症(パルボ)(命に関わるウイルス性疾患)
🐱 外に出る猫の場合は、白血病ウイルス(FeLV)などを含む4種・5種ワクチンを推奨することもあります。
📅 ワクチンのスケジュール例
🐶 子犬の場合(混合ワクチン):
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生後8週:1回目
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生後12週:2回目
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生後16週:3回目
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その後は年1回の追加接種
🐱 子猫の場合:
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生後8週:1回目
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生後12週:2回目
- 生後16週:3回目
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その後は年1回の追加接種
※ 体調・生活環境により変わるため、個別にご相談ください!